経営学者マイケル・ポーター教授が唱えたCSV(クリエイティング・シェアード・バリュー/共通価値の創造)では「企業活動は社会の課題解決につながらないと持続性がない。」と唱えています。これは当然、企業だけではなく観光や街づくり、さらには私達の身の回りの生活にも当てはまることであり社会課題を解決できる持続可能な社会の実現がこれから最も大切になってくると考えます。
では私たちの周りで身近に起こっている社会課題を考えてみましょう。地方や観光地では過疎・人口減少・街の衰退・空き家問題・自然環境破壊があります。これらの現象・状態を生み出してしまう本質的な原因は何なのか…。それを今までのように直接的に議論することも大切ですが自分たちの地域だけではなく世界に蔓延る社会課題や他国はそれをどうやって解決しているのか視点を外に向けてみることで解決のヒントが見つかるかもしれません。
忙しい毎日の中で思考が疲れた状態では考え見つめなおす機会が無いのも事実。まずは、あるがままの姿、自然の環境に身をしっかりと置き温泉の効能で脳内と体内を回復させましょう。受け皿がクリアになったら社会課題にフォーカスを当てたソーシャルシネマでダイアログ(対話)し、いつもと違う思考トリップを体験します。ドキュメンタリー映画を通して日々の新しい問題解決法や良いアイデアがうまれるお手伝いができればと思います。体験をその地域ならではの「光」として記録に残す。それがソーシャルシネマトリップです。
[開催日]月1〜2回
[開場]13:00 ・18:00
[上映]13:30 ・18:30
[場所]延楽別館会室2F ※2021年2月は宇奈月公民館で上映いたします。
[Address]宇奈月温泉347-1
[Tel]0765-62-1211
[参加費]1,000円
[ご来館の皆様へのお願い]
新型コロナウイルス感染防止対策について
・風邪症状がある方はご来館をご遠慮願います。
(発熱、咳、強い倦怠感、咽頭痛など)
・マスクの着用をお願いします。
・咳エチケットのご協力をお願いします。
・こまめに手洗い・手指の消毒をお願いいたします。
・互いに適切な距離を(1~2m)を保ってください。
・混雑状況によっては入場制限を実施する場合がございます。
全世界を感動で包んだ話題のドキュメンタリー 。ごく普通の市民がアメリカの国立美術館に2000点以上のアート作品を寄贈した!?奇跡を起こした情熱の老夫婦ハーブとドロシーに拍手喝采!
『ハーブ&ドロシー』は実在する現代アートコレクター、ヴォーゲル夫妻を追った感動のドキュメンタリー作品。公務員のふたりがいかにして膨大なコレクションを築いたのか?― その秘密を明らかにしながら次第に“ほんとうに豊かな人生”のあり方を浮き彫りにしていく。お金儲けのためではなく、ただひたすら二人三脚で好きなモノを集めてきたふたりの姿は、発見する喜びと夫婦愛に満ちている。アートの知識なんてなくても彼らの人生に触れれば、ほんの少し世界が変わって見えるはずだ。